コンプライアンスのすべて
取り組むことが求められるこれまでとこれからのテーマ
タイトル | コンプライアンスのすべて |
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サブタイトル | 取り組むことが求められるこれまでとこれからのテーマ |
著者 | 中島茂 |
出版年 | 20210901 |
出版社 | 第一法規 |
装丁 | A5判 |
ISBN | 9784474076921 |
商品概要
会社・職場・仕事・情報・社会という切り口から、「企業として、これまで、そしてこれから取り組むことが求められるコンプライアンスのすべて」が学べる一冊。実際の判例・事件が社会に与えた影響や、企業現場の「あなた」への助言を随所に盛り込み解説する。
版元HP:https://www.daiichihoki.co.jp/store/products/detail/104278.html
目次
Chapter 1 「コンプライアンス」は「法令順守」を超える ~コンプライアンスの本当の意味~
1-1 「法令順守」が通用しなかった事例
1-2 法令を順守しているのに、なぜ非難されるのか
1-3 「コンプライアンス」の本当の意味
1-4 「コンプライアンス」は「法令順守」を超える
Chapter 2 5つのコンプライアンス ~企業が期待に応えるべき相手とは~
2-1 消費者コンプライアンス
2-2 従業員コンプライアンス
2-3 取引先コンプライアンス
2-4 社会コンプライアンス
2-5 株主コンプライアンス
2-6 「ステークホルダー」という言葉の留意点
2-7 コンプライアンスについて、あなたに意識してほしいこと
Chapter 3 コンプライアンス体制の整備 ~会社としての取組み~
3-1 「ルール」「組織」「手続き」の3方面から体制を整備する
3-2 「ルール」を整える
3-3 「組織」を整える
3-4 「手続き」を実践する
<リーガル喫茶室①> コンプライアンスと法令順守
●Unit 2 あなたと会社とコンプライアンス
Chapter 1 「コンプライアンスに反する命令」にも従うべき?~職務上の不正~
1-1 会社の「縦の線」は「内部統制システム」
1-2 会社の「横の線」は「ガバナンス」
1-3 ホットラインの活用
1-4 上司の命令がコンプライアンスに反する場合の対応
Chapter 2 あなた自身のコンプライアンス ~従業員としての「義務」~
2-1 従業員が守るべきコンプライアンスの基本原則
2-2 従業員が守るべきコンプライアンスの主要ルール
<リーガル喫茶室②> 上司の命令とコンプライアンス
●Unit 3 あなたと職場とコンプライアンス
Chapter 1 安全・安心に働く ~会社の安全配慮義務~
1-1 会社の「安全配慮義務
1-2 「安全配慮義務」の具体例
1-3 安全配慮義務を具体化した「労働安全衛生法」
1-4 感染症リスクが生じている場合の「安全配慮義務」
1-5 労働災害に遭ったときの対応
Chapter 2 お互いの「人格」を尊重し合う職場づくり ~ハラスメントの防止~
2-1 ハラスメントを防止すべき理由
2-2 パワーハラスメント
2-3 セクシュアルハラスメント
2-4 その他のハラスメント
Chapter 3 勤務をめぐるルール ~労働、休日の管理と多様な働き方~
3-1 労働時間の基本ルール
3-2 「36協定」と上限設定
3-3 時間外労働とコンプライアンス
3-4 休暇とコンプライアンス
3-5 さまざまな働き方
3-6 人事とコンプライアンス
<リーガル喫茶室③> グローバル化とハラスメント
●Unit 4 あなたと仕事とコンプライアンス
Chapter 1 取引の開始と終了は慎重に ~取引先との契約~
1-1 取引先選択にあたっての留意点
1-2 取引契約を結ぶ
1-3 取引終了時のコンプライアンス
Chapter 2 取引を「適正」に継続する ~さまざまな取引先との付き合い方~
2-1 契約を誠実に履行する
2-2 取引先をだますと刑事罰も
2-3 取引先を監査する
2-4 取引先との付き合いはコンプライアンスに従って行う
2-5 製品事故の際は関連企業が協力して解決する
2-6 取引先いじめは「取引先コンプライアンス」違反
2-7 政治家、公務員との付き合い方
Chapter 3 競争はフェアな条件で ~公正で自由な企業競争~
3-1 不公正取引「ダンピング」
3-2 不公正取引「再販売価格の拘束」
3-3 その他の不公正な取引方法
3-4 カルテル・談合
3-5 私的独占
Chapter 4 反社会的勢力との関係遮断 ~関わらないためにできること~
4-1 なぜ反社会的勢力と関わりをもってはならないのか
4-2 反社会的勢力の手法
4-3 暴力団排除条例
<リーガル喫茶室④> 真夜中のリーニエンシー
●Unit 5 あなたと情報とコンプライアンス
Chapter 1 機密情報を守る ~情報漏えいをしない・させない~
1-1 身の周りには機密情報がいっぱい
1-2 従業員の守秘義務
1-3 どうやって機密情報を守るのか
Chapter 2 個人情報を守る ~情報の適正な取得と保護~
2-1 個人情報を守ることの重要性
2-2 個人情報保護法で求められていること
2-3 ビッグデータと個人情報
2-4 個人情報が漏えいしたら、すぐ報告を
2-5 海外の規制
Chapter 3 営業秘密を守る ~3要件と法的保護~
3-1 「営業秘密」とは何か
3-2 営業秘密として法的権利を得られる3要件
3-3 営業秘密はどのように奪われているのか
Chapter 4 知的財産権を守る ~知的財産権を侵害しない・させない~
4-1 「知的財産」とは何か
4-2 特許権
4-3 実用新案権
4-4 意匠権
4-5 商標権
4-6 著作権
4-7 不正競争防止法によるデッドコピーの禁
4-8 商品・サービスを企画開発するときに注意すべきこと
<リーガル喫茶室⑤> 顧客名簿の盗み出し・今昔ものがたり
●Unit 6 あなたと社会とコンプライアンス
Chapter 1 消費者を守る「設計」「製造」「指示・警告表示」~安全な商品・サービスを届ける~
1-1 製造物責任法は安全確保の指針
1-2 安全な商品設計をする
1-3 製造工程での安全性確保を徹底する
1-4 「指示・警告表示」を実効的に行う
1-5 安全性に問題が生じたら適正に「リコール」を行う
Chapter 2 適正な表示 ~消費者を惑わせない~
2-1 「誤認表示」の禁止
2-2 景品表示法による表示の規制
2-3 「フリーライド表示」禁止の原則
2-4 食品表示法による規制
2-5 未承認医薬品には「効能・効果」を表示してはいけない
Chapter 3 公正な営業活動 ~消費者を困らせない~
3-1 営業活動の「公正さ」を求めて
3-2 特定商取引法によって規制される営業方法
3-3 営業活動と景品
Chapter 4 社会貢献と企業価値の向上 ~社会の信頼と支持を得る~
4-1 インサイダー取引の規制
4-2 貿易コンプライアンス
4-3 CSR、ESG投資、SDGsに関心をもって実践する
4-4 ESG投資とESG経営
4-5 SDGsの動きを知っておく
Chapter 5 皆の力で地球を守る ~環境を傷つけると「レッドカード」~
5-1 環境を守る基本法である「環境基本法
5-2 大気の汚染を防止する
5-3 土壌汚染に適正に対応する
5-4 廃棄物の管理・資源の有効利用を徹底する
5-5 地球環境保全に協力する
<リーガル喫茶室⑥> リコール対応の現場と経営トップの姿勢
理解度チェック問題集
正解と解説